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愛顔の主役たち・愛媛国体・有力選手紹介

<2>バドミントン 西野勝志(18)

2016年2月10日(水)(愛媛新聞)

ジャンプ一番、鋭いスマッシュを放つ西野=松山市山西町

ジャンプ一番、鋭いスマッシュを放つ西野=松山市山西町

 パシッ、パシッ―。乾いた音を立て、鋭くシャトルが飛び交う松山市山西町の新田高体育館。1、2年生部員に交じり、卒業間近の西野勝志(18)も汗を流していた。「いま手を抜いたら、大学に入って通用しなくなる」。コートを駆ける表情は試合さながらだ。

 この1年、西野は愛媛のバドミントン史を塗り替えてきた。昨年3月の全国選抜大会でインターハイも含めて県勢初となる3位入賞。10月の国体では少年男子チームを全種別通じて初のベスト4に導いた。春からは関東大学リーグ1部の筑波大に進み、大学2年で迎える愛媛国体では成年男子チームで活躍が期待される存在だ。

 ラケットを握ったのは保育園のころ。「面白くて、試合に勝つともっと勝ちたい気持ちになった」と熱中。小学4年の全国大会ではシングルスでベスト8に入った。

 進学した中学校にはバドミントンの部活動がなく、「自分より強い相手がいる環境」を求め、1年から新田高の練習に参加した。県内常勝校の練習にすぐにはついていけず、2年時には2度の疲労骨折にも見舞われたが、先輩をライバル視し、必死に腕を磨いた。

 「決してセンスがあるわけではない。ただ、努力することに関しては妥協がない」と新田高の徳永督監督。練習後、帰宅しても腹筋、背筋を怠らず、少しでも手首の力を付けようと毎日、湯船の中でしゃもじを振った。

 そんな姿勢が実を結び、高校1年の秋からは県内の高校生相手に団体、ダブルス、シングルスの全てで無敗。全国でも指折りの強豪に成長した。

 プレースタイルは愚直そのものだ。「とにかく拾って返す。器用じゃないので、粘り強さで相手に向かっていくしかない」と西野。徳永監督も「野球の投手で言えば、ストレート一本で勝負するタイプ」と表現する。

 全国トップレベルのライバルと競り合ってきた西野だが、「勝負どころの見極めなど、もう一踏ん張りの力が足りない」と自覚する。まだ経験したことのない全国優勝が悲願だ。「愛媛国体に出て優勝したい。そのために大学で力を付けたい」と地元国体を見据えている。

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