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1953年の愛顔・愛媛新聞で振り返る地元国体 愛媛国体2017

<17>人出に乗じた窃盗続発 

2016年7月18日(月)(愛媛新聞)

国体期間中のスリや空き巣、街頭賭博などへの注意を呼び掛ける紙面(1953年10月17日付愛媛新聞朝刊)

国体期間中のスリや空き巣、街頭賭博などへの注意を呼び掛ける紙面(1953年10月17日付愛媛新聞朝刊)

 第8回四国国体秋季大会期間中は、県内各地でかつてない人出が見込まれた。

 このため警察は犯罪の増加を警戒。1953年10月17日付愛媛新聞によると朝刊広報誌や回覧板を通じて「防犯心得」を周知し、すりや自転車盗などへの注意を呼び掛けていた。

 警察の懸念は不幸にも的中し、大会4日目の25日発行の夕刊は、開幕前日の21日から24日までの4日間に「あきらかに国体の人出をネラつたと思われる」盗難被害の届けが25件に上ったと伝えている。県外の国体選手が脱衣場でジャンパーや選手証を盗まれたり、教員が市内電車で現金や財布を盗まれたりする被害にあったという。

 大会後にはこんな犯罪も明るみに出た。28日付朝刊に、無銭宿泊していた東京の20代の男が宇和島市内で自首したという記事が掲載されている。

 記事によると、男は借りていたマージャン牌(ぱい)を質に入れ、父親のラジオを売って旅費を捻出。19日に東京を出発し、21日に今治に到着した。今治でボート、ハンドボール観戦し、松山を経て南予に向かい、八幡浜でボクシング、宇和島で弓道を観戦した。各地の旅館で無銭宿泊を繰り返したが、所持金も尽きて怖くなり、26日朝、自首したというのが事件のいきさつ。「スポーツが大好きで今回の国体見たさに」無謀な「国体行脚」に及んだという。

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