
- 出版社
- 愛媛新聞社
- 刊行日
- 2004年8月
- 体裁
- 四六判 230ページ
- ISBN
- 978-4-86087-025-6
在庫なし
伊予河野氏と中世瀬戸内世界 戦国時代の西国守護
価格: 1980円(税込み)

気鋭の歴史学者が描く
河野氏をめぐる人間群像
中世という時代は、律令体制と江戸幕藩体制の間にあって、地方勢力が自治を獲得し、そして滅んでいった時代であった。
伊予の中世史には、まだ解明されていない部分が多く、河野氏最後の当主「河野通直」は、出自も不明ならどこで死んだかもはっきりしないという状況である。
本書は、中世において「九州四国のかなめ所」であった伊予国の姿を、瀬戸内社会、京・畿内など外部社会との関係から分かりやすく説き起こし、江戸幕藩体制に組み込まれる以前の、「伊予の国」の姿を浮かび上がらせようと試みたものである。
中世史を専門とする気鋭の歴史学者が、これまでの歴史観にとらわれず、都市論や地域論を絡めながら、中世伊予国の実像に迫る。
- 出版社
- 愛媛新聞社
- 刊行日
- 2004年8月
- 体裁
- 四六判 230ページ
- ISBN
- 978-4-86087-025-6