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女帝のシステムキッチン?

平城宮初のかまど跡か、奈良

2018年6月14日(木)(共同通信)

 平城宮跡東院地区で見つかった加熱調理施設跡(左側)。低い位置(右側)にある大型井戸の遺構と階段でつながっている=14日、奈良市

 平城宮跡東院地区で見つかった加熱調理施設跡(左側)。低い位置(右側)にある大型井戸の遺構と階段でつながっている=14日、奈良市

 奈良市の平城宮跡東院地区で、平城宮では初の加熱調理施設跡が見つかったと、奈良文化財研究所が14日発表した。かまどの可能性があるという。以前に発見された大型井戸や水洗い場の遺構とつながっており、奈良時代に皇太子の住居や天皇の離宮があったとされる東院内に“システムキッチン”のような施設群が存在したことが明らかになった。

 今回の施設は8世紀半ばに2度即位し、東院で宴や儀式を催した孝謙(称徳)女帝の時期と考えられる。

 平城宮では、大極殿の北側で官人の給食を担った「大膳職」などの食膳施設があったが、火で調理したことを示す遺構は見つかっていなかった。

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