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日本一の光景・指導者の目線から 愛媛国体2017

<4>久門篤志さん(松山工業高ソフトボール部監督)

2016年8月4日(木)(愛媛新聞)

自身の経験から「まじめにコツコツ努力することが大切」と語る松山工高ソフトボール部の久門篤志監督=7月12日、松山工高

自身の経験から「まじめにコツコツ努力することが大切」と語る松山工高ソフトボール部の久門篤志監督=7月12日、松山工高

自身の経験から「まじめにコツコツ努力することが大切」と語る松山工高ソフトボール部の久門篤志監督=7月12日、松山工高

自身の経験から「まじめにコツコツ努力することが大切」と語る松山工高ソフトボール部の久門篤志監督=7月12日、松山工高

 ――昨年の和歌山国体で少年男子愛媛選抜が優勝。当時を振り返って。

 最後は選手たちに任せていた。(顧問を務める松山工の選手は)2013年インターハイで優勝した時の1年生が3年生になり、この頃には目や手で合図すれば通じるようになっていた。

 決勝でタイブレークになり、(1死二塁から)先頭打者にバントの指示を送ったが、選手は「転がした方がいいと思います」と提案してきた。「やってみろ」と任せたが、結果的にはセンターライナーとなり2アウト。だが、どうしたものかと頭を抱えた時にはもう、次の打者がセーフティーバントを決めていた。自分たちで状況を判断し、的確なプレーをする姿に成長を感じた。

 

初優勝した全国高校総体の決勝で力投する松山工・角谷投手=2013年、福岡市雁の巣レクリエーションセンター

初優勝した全国高校総体の決勝で力投する松山工・角谷投手=2013年、福岡市雁の巣レクリエーションセンター

初優勝した全国高校総体の決勝で力投する松山工・角谷投手=2013年、福岡市雁の巣レクリエーションセンター

初優勝した全国高校総体の決勝で力投する松山工・角谷投手=2013年、福岡市雁の巣レクリエーションセンター

 ――日本一になるための指導法とは。

 特別すごい練習をしているわけではない。当たり前のことをコツコツできる人間性の育成を心掛けている。心技体で言えば心の部分。ピンチを乗り越えた時の心理的な自信は強い。そのため練習から試練をたくさん与えるようにしている。

 インターハイで優勝した13年ごろはまさにスパルタ的な指導をやっていた。最初は無理にでもできないことをやらせ、やればできるということを教える。ただ、それが分かってきたら、自主性を尊重するような指導がいいのではないかという考えになってきた。スパルタ的な指導では最後に勝てないし、自主性を尊重した指導のみでは最初からつまずくことがある。インターハイ、国体と優勝を経験した昨年の3年生たちの指導を通して、学年に応じた流れが必要かなと思うようになった。

 

 ――来年に迫る愛媛国体に向けて、今後どのような取り組みが必要か。

 県全体のレベルが上がり、選手層も厚くなってきた。ただ試合はやってみないと分からない。国体は県選抜の混合チームで戦う。今は松山工、東温、松山北の約20人をターゲットエージ選手として選抜している。力のある選手がそろっているが、課題はどうやってチームにしていくか。今年の秋からは1校の監督という立場を離れ、県選抜の監督として選手と関わる時間を増やしたいと考えている。

 

【くもん・あつし】1963年西条市生まれ。日本体育大ソフトボール部で主将を務め、84年全日本学生選手権で優勝。卒業後、京都府の高校で勤務した後、90年から松山商、東温、松山工などでソフトボール部を指導。2013年に松山工をインターハイ優勝に導いた。04年から国体の少年男子監督を務め、15年和歌山国体で優勝。

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