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日本一の光景・指導者の目線から 愛媛国体2017

<7>和田幸正さん(県ボウリング連盟国体特別コーチ)

2016年8月8日(月)(愛媛新聞)

「精神論から技術論へ」と指導スタイルを語る和田幸正コーチ=7月20日、松山市

「精神論から技術論へ」と指導スタイルを語る和田幸正コーチ=7月20日、松山市

「精神論から技術論へ」と指導スタイルを語る和田幸正コーチ=7月20日、松山市

「精神論から技術論へ」と指導スタイルを語る和田幸正コーチ=7月20日、松山市

――2014年長崎国体少年女子個人で優勝し、中学時代から世界でも活躍する泉宗心音(聖カタリナ学園高)を発掘、指導した。どんな素質を見抜いたのか。

 愛媛国体に向け県連盟が開いた小中学生対象の体験教室で、当時小学4年生の泉宗をスカウトした。元気そうに日焼けしていて体を動かすのが好きだと直感。テニスの経験がボウリングのバックスイングに生かされており、空間認識力が高くフォームをすぐにまねできる強みもあった。

 中学時代からは持ち味のダイナミックさを強化する練習に切り替えた。それが奏功し、中学1年で世界のトッププロ選手らも出場するインターナショナル・チャンピオンシップに出場。日本人で3位となり、チーム戦では世界選抜を破り、一気に全国から注目を浴びた。

 

長崎国体少年女子個人で優勝した泉宗心音=2014年、長崎ラッキーボウル

長崎国体少年女子個人で優勝した泉宗心音=2014年、長崎ラッキーボウル

長崎国体少年女子個人で優勝した泉宗心音=2014年、長崎ラッキーボウル

長崎国体少年女子個人で優勝した泉宗心音=2014年、長崎ラッキーボウル

――プレッシャーの中、大舞台で結果を出し続けるための指導法とは。

 誰にでも緊張しないと出ない癖がある。それを探し出すのが指導者の役目だ。試合本番の状況を細部までイメージして「ここでストライクを取らないと駄目」という緊張状態で投球すれば、思うように動かない部分が見えてくる。

 自分も「日の丸」を背負った身なので分かるが、「緊張しては駄目だ」と理解していても体は動かない。だが「緊張すると、この関節が硬くなる」と知っていれば、意識するだけで普段通りの実力が出せる。

 少年女子の泉宗や越智真南(今治南高)は既に全国で勝てる力がある。メンタルの強さを「精神論」から「技術論」に変えられれば結果は出せる。

 

――日本一を経験した泉宗や自身の心境の変化は。

 泉宗は常に「勝って当たり前」という期待の中、戦っている。本人も「勝ちたい」という気持ちが一段と強くなり、感情をうまく結果につなげられている。地元の愛媛国体でのプレッシャーは相当だが、声援を追い風にできるだろう。

 「世界一」に向けた指導法が今の課題だ。フォームを研究しているが、保護者や整体師などの専門家、ボールの穴開け技術者のサポートといった環境がなければ世界では勝てない。周囲の力を借りながら愛媛国体優勝や世界一を目指す。

=おわり

 

【わだ・こうせい】1965年東温市生まれ。京都産業大卒。88年日本代表に選出され、94年広島アジア大会で銅メダル、98年神奈川国体で成年男子30代優勝などのタイトルを獲得。2009年県連盟の特別コーチに就き、14年長崎国体を制した泉宗心音らを指導。

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