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愛顔の祭典総点検・愛媛国体まで500日

(3)審判やボランティア

2016年5月20日(金)(愛媛新聞)

愛媛国体の会場となる陸上競技場で開かれた大会で、競技役員として風力を計測する大学生=8日正午ごろ、県総合運動公園ニンジニアスタジアム

愛媛国体の会場となる陸上競技場で開かれた大会で、競技役員として風力を計測する大学生=8日正午ごろ、県総合運動公園ニンジニアスタジアム

 約1万6700人。愛媛国体と、その後に開かれる全国障害者スポーツ大会(障スポ)愛媛大会で必要な競技役員・補助員の総数だ。さらに県と市町は競技とは別に大会を支えるボランティア約1万4千人を目標に集めている。

 国内最大のスポーツの祭典と呼ばれる国体。愛媛国体では開・閉会式のほか、正式・特別競技だけでも38の競技を実施する。陸上を例に挙げると短距離や中長距離走、走り高跳び、棒高跳び、やり投げなどそれぞれに審判が必要なほか、記録処理やアナウンス、用具の準備、観客誘導やごみの管理など多種多様な仕事をこなさなければならない。このため、人材確保と育成は切実だ。

 8日に松山市であった中予陸上競技選手権。ここで愛媛陸上競技協会が開く審判講習会を受講した松山大陸上部の和田朋風さん(18)は、初めて競技役員を務めた。記録に影響する風力を計測し「自分のしたことが結果に反映される重圧をすごく感じた」と気を引き締めながらも「全国から集まる強い選手の間近で審判ができる。一生に一度ぐらいしかできないすごいこと」と張り切っている。

 愛媛陸協によると、475人の競技役員と同程度の補助員が必要という。審判などを務める役員の76%を県内の教員や学生、残りを他県からの応援でまかない、用器具の移動などをする補助員は中学と高校の陸上部員を中心にあてる予定だ。

 県は、正式・特別計38競技を実施するため、先催県の事例を踏まえ、競技役員だけで約7600人が必要とみる。中央と近県の競技団体から約千人ずつ派遣を受け、残り約5600人は県内から集める考えだ。2010年度から始めた競技役員の養成事業で、目標1550人の約9割に当たる1390人を新たに確保。県の国体競技式典課は「他県から人材を借りれば早いが愛媛国体を契機に競技全体のレベルアップにつなげたい」と意気込む。

 障スポ愛媛大会での必要人員は、競技役員1456人、補助員1455人。愛媛国体の役員・補助員と兼ねる団体が多く、グランドソフトボールなど障害者スポーツ特有の5競技では14年度から審判員の養成を進める。

 選手に同行して送迎や介助をする選手団サポートボランティアは、県内の医療・看護系の専門学校や大学など20校に協力を呼び掛けた。聴覚障害のある人への案内などを行う「情報支援ボランティア」も公募しそれぞれ当初の計画を超える人数が集まった。

 一方、愛媛国体・障スポの開・閉会式や、県内各地の競技会場での受け付けや弁当配布などを担う「運営ボランティア」の申込者数は、4月末現在、県で5300人の募集に対し847人、松山市で2千人に対し約560人にとどまる。

 県国体総務企画課は、ボランティアの申込者が複数日参加できれば、人材不足が緩和する可能性はあるがそれでもまだまだ足りないとみている。「今までは先の予定が分からず、応募をためらう人も多かったと思うので、本年度が勝負」と、学校や企業、団体などへより積極的に働き掛けていく考えだ。

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