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愛顔の祭典総点検・愛媛国体まで500日

(6)県えひめ国体推進局長に聞く

2016年5月23日(月)(愛媛新聞)

選手強化や運営ボランティア確保など愛媛国体に向けた課題を語る土居忠博えひめ国体推進局長=17日午後、松山市一番町4丁目

選手強化や運営ボランティア確保など愛媛国体に向けた課題を語る土居忠博えひめ国体推進局長=17日午後、松山市一番町4丁目

 愛媛国体まで500日を切った。選手強化や施設整備など準備の最終段階に入ったが、県民への周知や運営ボランティアの確保など課題も多い。土居忠博県えひめ国体推進局長(57)に現状や今後の方針を聞いた。

 

 ―愛媛国体の準備状況は。

 時間的には9合目だが、準備状況は7合目。課題の一つは、周知の意味も含めて運営ボランティアなどで関わる県民を増やすこと。県と市町で必要な運営ボランティアは約1万3千人だが、2割も集まっていない。開催までまだ時間があると考え、登録していない人が多いと思われる。周知を続けることで集まると信じている。

 二つ目は運営面。競技団体や市町はリハーサル大会の課題を修正し本大会を迎えてほしい。宿泊施設の確保や開会式の輸送手段などのより詳細な部分は、今後さらに調整していく。三つ目は選手強化。順位は右肩上がりだが、もう一押しが必要。選手や競技団体らの努力を実らせるため天皇杯、皇后杯獲得が目標だ。

 

 ―どのような国体を目指すか。

 愛媛らしさのある国体。地域の魅力を発信する良い機会でもあり、リハーサル大会を含めて県民にはおもてなしにも本気で取り組んでほしい。全国から選手ら約2万人以上が参加し応援も来る。県産品や観光面でもPRし、来場者が追加で1泊して観光地を巡るなどの効果にも期待している。

 

 ―各競技団体が天皇杯獲得に向け、取り組みを加速させている。

 県などの競技力向上対策費は、2008年度の1億6100万円から、16年度は6億3962万円に増大し成果も出ている。15年の和歌山国体は目標に届かず13位だったが、歴代4番目の好成績を残した。ソフトボールやボートなど愛媛国体で高得点が見込める競技のほか、昨年は相撲少年男子やバスケットボール成年男子、卓球成年女子といった、これまで厳しかった種別も力を付け入賞した。

 ただ、先催県の長崎、和歌山の総合優勝時の獲得点数と比べると、昨年の愛媛の得点とは約千点の開きがある。さらに競技力を向上させ、今年の岩手国体は10位以内を目指す。愛媛国体では全競技で入賞を果たしてほしい。

 

 ―県外から招いたスポーツ専門員や県内企業が受け入れた選手が戦力となっている。

 これまでに214人を確保し、来年度は計300人程度となる予定。得点獲得のためだけではなく県内に根付いてもらう。現在も少年の選手の練習や指導にも参加しており、スポーツを核とした地域活性化を目指す県であり続ける。少年の部の国体選手が東京五輪で活躍して、よりスポーツ立県に結びつけばと思う。

 

 ―周知は十分か。

 県民がリハーサル大会の運営や応援、ボランティアに関わることで広報につながると考えている。また、えがお体操・ダンスを小学校の運動会などで披露することで学校と親を巻き込んだ周知も図っている。

 

 ―愛媛国体成功の鍵は。

 運営、応援、おもてなし、スポーツの活性化のために、あらゆる力が問われている。初めて単独で開催する国体。いかに県民の力を結集できるかが鍵だ。=おわり

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