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日本一の光景・指導者の目線から 愛媛国体2017

<3>栗本秀樹さん(八幡浜工高レスリング部監督)

2016年8月3日(水)(愛媛新聞)

「愛媛国体で選手はいつも以上に緊張すると思うが、応援を力に変えていければ何とかなる」と語る栗本秀樹監督=7月8日、八幡浜市

「愛媛国体で選手はいつも以上に緊張すると思うが、応援を力に変えていければ何とかなる」と語る栗本秀樹監督=7月8日、八幡浜市

「愛媛国体で選手はいつも以上に緊張すると思うが、応援を力に変えていければ何とかなる」と語る栗本秀樹監督=7月8日、八幡浜市

「愛媛国体で選手はいつも以上に緊張すると思うが、応援を力に変えていければ何とかなる」と語る栗本秀樹監督=7月8日、八幡浜市

 ――2009年の全国高校総体レスリング個人60キロ級で近藤達矢が、66キロ級で花山和寛が優勝した。

 近藤と花山の練習量は今の選手の1・5倍はあった。12年間八幡浜工高の生徒を見てきたが、彼らが一番練習していた。スパーリングを1時間やらせたら休むことなく練習し、最後までマットから下りることはなかった。この2人はその年の国体にも自信満々で出場し、優勝した。階級は一つ違うが、常に互いをライバル視しており絶対に負けたくないと競争しながらやっていた。

 

 ――選手たちを指導する中で監督として大事にしていることは。

全国高校総体60キロ級で優勝した八幡浜工の近藤達矢=2009年、奈良市中央体育館

全国高校総体60キロ級で優勝した八幡浜工の近藤達矢=2009年、奈良市中央体育館

全国高校総体60キロ級で優勝した八幡浜工の近藤達矢=2009年、奈良市中央体育館

全国高校総体60キロ級で優勝した八幡浜工の近藤達矢=2009年、奈良市中央体育館

 子どもたちをよく見ること。しかるとへこみ、ほめたら伸びるとか、それぞれの性格を見極めながら声をかけることが大切。そして、レスリング(それぞれの競技)を嫌いにならないように、練習を飽きさせないように工夫すること。最初はしんどくても、体ができてきて試合で勝ちだすと子どもたちの目の色が変わるのが分かる。勝つことが全てではないが勝つことは大事。練習を妥協させず、どんなことからも逃げないようにさせ、限界が来てもそこから少しだけ限界値を伸ばせるように指導することがこつ。このときの練習が試合での自信につながってくる。

 

 ――世界で活躍するような選手を育てるには。

 子どもたちに県、四国、全国と少しずつ目標をもたせていくと、アジアや世界大会にも出場する選手が出てくる。そうすると周りに「あいつが行くなら俺も」という選手も出てきて、チームの中で相乗効果が生まれてくる。

 

 ――大事な大会直前、選手たちにはどのようなアドバイスを送っているのか。

 どんなスポーツでも一緒だが一番大事なのはメンタル面。自分が優勝して表彰台に立ったときのことをイメージさせ、勝ったときの喜びや充実感を考えるように言ってきた。大きな大会で緊張することは当たり前。それだけ勝ちたいという気持ちが強いということ。近藤と花山も追われるプレッシャーがあり、インターハイでも常に緊張していたと思う。それを自分でコントロールし、緊張を解いて試合に向かう必要がある。体力や技術も、全てをひっくるめて勝つことでチャンピオンになれる。

 

 【くりもと・ひでき】1970年宇和島市生まれ。津島高、日本体育大卒。現役時代は93年に全日本選手権グレコローマン62キロ級で優勝し、世界選手権にも出場した。98年から今治工高で、2005年から八幡浜工高でレスリングを指導、近藤達矢や花山和寛らを育てた。

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