紅葉狙い めじろ押し
新年スタートは、2011年の年間最優秀に輝いた上原瞳さんが1席を獲得。紅葉の作品が少なかった昨年12月とは一転して、「色づくのは遅かったが、見栄えのいい場所もあった」との便りと写真が届くなど紅葉狙いがめじろ押しとなり、紅や黄に色づいた景色がたくさん並びました。応募数は222点と伸び悩んだものの、秀作が多くありました。昨年の「読者の写真」上位入賞作などを集めた展示会は19日まで、愛媛新聞社1階ロビーで開催中。
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*写真転用厳禁
圧巻の多島美を舞台に、朝霧が幻想的に舞い上がる美しい世界の描写に成功。「気圧配置を考えて撮影に向かい、構図の自由度を得るため手持ちで撮影」とあり、機動性を生かした撮影ができています。自らが動き、移動する太陽の対角線上(手前左)に小舟を配するなどの工夫が奏功したショットです。広島県三原市の筆影山。
落ち葉を舞い散らせにぎわっている状態を、高い位置から分かりやすく描写しています。激しい動きの中に園児の笑顔がたくさん見え、歓声が聞こえてきそうなくらいに楽しげですね。右に写った保育士さんが完全に後ろ向きとなり、表情が見えていないのは少し残念です。新居浜市の瑞応寺境内。
深く考え込み、厳しい顔をしているの男の子。祭り行事の相撲で3連敗し、後がない立ち合い前だとか。添付されたメモで撮影状況を確認してから票が伸びた作品です。しかめた顔をあらためて見ると、憎めない“はまり役”の表情でした。このシーンを逃さずシャッターが切れたことに価値があります。宇和島市三浦。
楽しそうなポーズが、健康的で爽やかなイメージに仕上がっています。ブームになっている「山ガール」らしいカラフルな服装が色彩効果にプラスされています。左上の青空が構図を安定させていますが、左右トリミングして、縦写真で高さを表現するのも一案でしたね。寒風山。
スローシャッターで躍動感を表現し、モノクロプリントにしたことが雰囲気づくりに効果的でした。左右手前の2人の顔が静止し、中央の4人の動きや配置と調和が取れたバランスのよい作品です。手に持った刀の位置も計算されたようなタイミングでシャッターが切れています。高知県仁淀川町の池川神社。
立派な柱や黒光りした店内の木の質感が、明治ごろのレトロなイメージを醸し、魅力的に表現できています。レンズの絞りはF5・6とありますが、パンフォーカスでクリアです。大きなガラス戸の外を見つめる店主の表情が場にぴったりで、往事を回想しているような雰囲気ですね。
夕日とタンポポを重ねたマクロ撮影。アンダー気味の微妙な露出で綿毛を繊細に表現。
心安らぐ景色ですね。奥行きまでアングルよく狙っています。
デッドヒートを繰り広げる車いすマラソン。迫力ある描写に成功です。
朝日の輝きを残し、シルエットで表現。子どもや小舟の配置が絶妙です。
格好の遊び場となった牛鬼の中。あまり見かけない光景に新鮮味がありました。