多彩な新年イベント
新年のイベントや氷瀑(ばく)など303点が集まりました。意外にも成人式の晴れやかな姿が少なかった一方、佳作はすべて夕景と夜景で、珍しく同じタイトルの作品もありました。1月末に開催した「読者の写真展2009」では、応募者ら約150人が来訪。「写真を撮る励みになる」との意見が多く、愛好家の交流の場にもなり盛況でした。(映像報道部副部長・村上健二)
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燃え上がる炎に包まれた人形が、強烈なインパクトを放っています。右から強い風が吹いているのでしょう、胸元から「魂が抜け出している」ような白い煙が流れ、怖いくらいリアルな“人形劇ステージ”に。美しい顔が最後まで残ったシーンを表現豊かに描写し、レベルの高さを感じます。周りに原形をとどめない人形が写っているのも効果的。高松市・田村神社。

高知県・古満目地区の正月行事「水あびせ」。カメラマンらの人気イベントなのか、競作の多い作品でした。中でも表情がよく、水が壁のように広がっている状況や、しぶきの飛び散り具合をうまくとらえたのがこの1枚。叫び声が聞こえてきそうなくらい、冷たそうな表情もしっかり写っています。

「ミサゴがホバリングしながら海の中へ…」とあり、鋭いつめでボラをゲットした力強さが出ています。800ミリレンズで絞りを開放にし、少しでも高速シャッターになるようにしたそうです。しっかりと目にピントが合い、飛び散るしぶきが瞬間の出来事を物語っています。福岡県・曽根干潟。

真剣な表情が魅力の作品で、何が書いてあるのか見せてほしくなりますね。さりげないポーズがよく、握りしめた手に幾分力が入っているような雰囲気がプラス効果。埋もれそうなくらい、びっしりと結ばれたおみくじもイメージアップにつながりなりました。

レースのカーテンを開いたような真っ白で美しい文様が印象的。露出が良く、白飛びもなく氷の質感を出しています。フレーミングもよく、しっかり滝の流れ全体を写し込んでいます。道路の凍結で歩いて目指した東温市の「唐岬の滝」。努力ショットですね。

すっきり青空のキャンバスに、きらめく樹氷が美しいです。重いリュックを背負い、今シーズン2回目の寒風山(西条市)だとか。偏光フィルターを使い、よりクリアに再現しています。風で飛び散る霧氷も写っていますが、印刷紙面では分かりにくいのが残念。

双海の恋人岬のイルミネーション。ピンクに照らされたカップルがロマンチックです。

高知市街の明かりが浮かび、空にはスバル座など星座が輝き、冬の夜の天狗(てんぐ)岳を魅力的に撮影。

「夕照」(中川さん) 厚い雲間からオレンジの光のラインが伸びた瞬間。感動が伝わります。

手前は水鏡かと思えば、車の天井。工夫作ですね。

ローアングルが奏功、雰囲気のある作品です。



