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愛媛県警捜査費不正支出問題
2006/12/02付愛媛新聞
市民利益第一に 京都でシンポ
捜査費不正報道
 警察の捜査費不正問題について考えるシンポジウム「警察裏金事件とメディア」が一日、京都市の同志社大で、県警の実態を内部告発した仙波敏郎巡査部長(57)らが出席して開かれた。
 同志社大の社会学会と社会学部メディア学科が共催。仙波巡査部長と北海道警の内情を告発した元道警幹部の原田宏二さん(68)、報道した側から北海道新聞社の佐藤一記者(43)、高知新聞社の中平雅彦編集局次長(51)が出席し、学生を中心に約七十人が参加した。
 基調講演で佐藤記者は「権力に寄り添えば、市民の利益にならない。警察権力の嫌がることを記事化するには大変な労力と精神力が必要」と報道する側の立場の難しさなどを語った。
 パネルディスカッションで仙波巡査部長は「架空の領収書を作り公文書偽造を行うのは犯罪。その犯罪を警察官がしているとすれば、市民の安全は守れないのではないか」と厳しい口調で指摘した。
 閉会に当たり、主催の社会学部メディア学科の浅野健一教授(58)が「この問題は市民が関心をもつことが必要。今日の話はホームページなどで発信したい」と述べた。
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