2006/06/21付愛媛新聞
書類の黒塗り原告側再度非難
警乗手当支払い訴訟 松山地裁
警察の列車業務で支給される警乗手当(旅費)が未払いとして、県警地域課の仙波敏郎巡査部長(57)が約一万三千円の支払いを県に求めた訴訟の第六回口頭弁論が二十日、松山地裁であった。原告側は関係書類をマスキング(黒塗り)しないよう県側にあらためて求めた。
原告は、証拠保全で開示された関係書類の大半がマスキングされたことに「提出を求めた文書は県外への業務に関するもので、警乗業務の一部。県内の警乗実態が明らかになることはない」と指摘し、県側の「公務に支障が生じる恐れがある」との主張に反論した。
被告側は、原告が一九九九年秋の鉄道警察隊勤務表を基に「当時警乗できたのは三人だけで、支給額が多過ぎる」と主張したのに対し、「勤務表の出所が不明」「変則交替勤務の原告が警乗実態をすべて把握することは不可能で、主張は安易な憶測」と批判した。