HOME>特集
愛媛県警捜査費不正支出問題
2005/12/06付愛媛新聞
旅費・食糧費調査せず
県議会で本部長「具体的疑惑なし」
 県警の捜査費不正支出問題で粟野友介本部長は五日の県議会一般質問で、二〇〇一年度の全捜査費を内部調査していることに関連し「現時点で捜査費以外の調査は考えていない」と説明、「裏金の最大の原資」ともいわれる旅費や食糧費、交際費にまで調査項目を拡大することに否定的な見解を示した。

 成見憲治氏(民主)の質問に答えた。
  成見氏は、捜査費の不正支出が判明した北海道警が旅費や食糧費なども調査し、不正分を返還したことに触れ「県警も(捜査費以外を)解明すべきだ」と求めた。これに対し粟野本部長は「旅費などで具体的に(不正の)事実を指摘された疑惑がない」と答えた。
  また「県警予算執行調査委員会」が六月以降実施している〇一年度の全捜査費の執行調査に関し「(九日の)常任委員会までに報告できるよう努めている」と述べ、新たな不正支出の有無については言及を避けた。
  捜査費問題を受け、全国の警察本部に会計資料の保存期間を延長するよう指示していた警察庁が十一月、愛媛県警と北海道警を除いて延長を解除したことに絡み「〇四年度の警察庁による監査が実施されておらず、関係文書は当面保存する」との考えを示した。

HOME

Copyright(C) The Ehime Shimbun Co.,Ltd.