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特集 捜査費不正支出2010年08月13日(金)付 愛媛新聞

警乗手当訴訟で仙波氏敗訴確定 最高裁、上告受理せず

 鉄道警察隊の列車乗車業務で支給される警乗手当(旅費)が支給されなかったとして、元愛媛県警巡査部長で鹿児島県阿久根市副市長に選任された仙波敏郎氏が愛媛県に1万3600円の支払いなどを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は12日までに仙波氏の上告を受理しない決定をした。請求を棄却した一、二審判決が確定した。決定は10日付。
 仙波氏側は「県警鉄道警察隊に勤務していた1999年10月〜2001年1月に8回、県外で列車に乗り警戒した」と、行動を記録した手帳を基に主張したが、昨年3月の一審松山地裁判決は「裏付ける証拠がなく、直ちに信用できない」と判断。今年4月の高松高裁判決も支持した。
 仙波氏は巡査部長だった05年に愛媛県警の裏金づくりを実名で内部告発し、昨年定年退職。今年7月には阿久根市の竹原信一市長の専決処分で副市長に選任された。
 最高裁決定に対し仙波氏は「裁判所は十分な審理をせずに、事実関係に目をつぶったということで、非常に残念。裏金に関しては裁判所に正義はない」と話した。

   
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