県警の仙波敏郎巡査部長(59)による国家賠償請求訴訟で裏金告発会見直後の配置転換などを違法とした高松高裁判決が確定したことを受け、「仙波敏郎さんを支える会」(赤松良一会長代行)は二日、広田耕一県警本部長あてに公開質問状を提出。配置転換の関与者の処分などについて三月末までに回答するよう求めた。
質問項目は、判決確定後、違法な配置転換や勤勉手当減額の関与者、指揮・監督権者に、なぜ適切な処分をしなかったのか、また今後、処分予定はあるか▽捜査報償費に関する裏金疑惑を県警自らが払拭(ふっしょく)するため、保管している領収書を情報公開審査会などに開示し実証検分を受けるつもりはあるか―など三点。
県警本部に質問状を提出した同会の西岡祐喜さん(45)=伊予郡松前町=は「県公安委員会に一月、同様の公開質問状を出し、『判決で命じられた事項に誠実に対応するよう県警を指導した』と回答があった。しかし、県警は仙波さんに謝罪もなく、慰謝料を松山法務局に供託しており、誠実な対応と言えないのではないか」と話した。