県警の捜査費不正支出問題で、内部告発したため不当に異動させられ精神的苦痛を受けたとして、地域課の仙波敏郎巡査部長(58)が県に慰謝料など約百万円を求めた国家賠償請求訴訟の第十二回口頭弁論が十七日、松山地裁(高橋正裁判長)であった。同巡査部長の本人尋問が終わり、六月十九日の次回口頭弁論で、双方が最終弁論し結審する見通し。 原告側の最終尋問で、仙波巡査部長は不正に捻出(ねんしゅつ)された捜査費の使途を「警視以上の幹部がほぼ全額、私的に使った」とあらためて指摘した。