警察の列車乗務で支給される警乗手当(旅費)が未払いとして、県警地域課の仙波敏郎巡査部長(58)が約一万三千円の支払いを県に求めた訴訟の第九回口頭弁論が二十七日、松山地裁であった。本人尋問で同巡査部長は自らが作成していたメモを基に、警乗業務に当たった事実を訴えた。
この日はメモの信ぴょう性が争点となり、仙波巡査部長は「一九八三年ごろから備忘録として残し始めた」と供述。未払いとする九九年十月から二〇〇一年一月までの八回の警乗も記入しているとした。また、日誌で上司に警乗を報告していたと主張した。
被告が要望しているメモの筆跡鑑定について原告側は「県警OBが(鑑定を)することが多いと聞いている」として、拒否する姿勢を示した。