県警の捜査費不正支出問題で、内部告発したため不当に異動させられるなど精神的苦痛を受けたとして、地域課の仙波敏郎巡査部長(58)が県に慰謝料など百万円を求めた国家賠償請求訴訟の第十一回口頭弁論が十三日、松山地裁(高橋正裁判長)であり、同巡査部長の本人尋問が行われた。
仙波巡査部長は、一連の対応に当時の本部長が関与していたとする理由として、会見前日に当時の地域課長=定年退職=から電話があり「『本部長が呼んでいる。県警本部に戻ってこい』と言われた」と述べた。また、県警本部で同課長らと面談した際「会見中止を再三求められた」と主張。
会見した理由は「私利私欲のための告発ではなかった」とし、裁判長に「県警がまともな組織となるような判断をしてほしい」と訴えた。