県警の裏金づくりを実名告発した仙波敏郎巡査部長(57)を支える会は十九日夜、松山市南堀端町の農協会館で「告発二周年報告集会」を開き、元レバノン大使の天木直人さん(59)=栃木県那須塩原市=が講演した。
天木さんは二〇〇一年二月から二年半、レバノン大使を務め、当時の小泉純一郎首相にイラク攻撃の誤りなど中東政策の転換を意見具申し、事実上解雇されたという。退職後、小泉首相の外交姿勢を問う「さらば外務省!」を出版した。
報告集会には約百人が参加。天木さんは「(仙波さんは)これだけの人に支えられている。任期を全うし、県民が権力の不正を追及してほしい。正しいと信じて闘うことが重要。官僚は悪いことをしてもかばい合い、権力が弱い者を抑圧する」と強調した。
仙波さんは「石にかじりついても定年を迎える。頑張っているかと声を掛けてほしい」と話した。