開会式で花束を手にマイクパフォーマンスを見せる茨城GGの萩本さん=21日午後5時50分ごろ、坊っちゃんスタジアム(撮影・大津貴圭) 松山市の坊っちゃんスタジアム開場10周年記念の欽ちゃん球団・茨城ゴールデンゴールズ(GG)と地元社会人野球チームの松山フェニックス(PX)の交流試合が21日、同スタジアムであった。今年限りでの監督引退を表明しているタレント、萩本欽一さんのユニホーム姿を見ようと、4500人を超えるファンが詰めかけた。
5年ぶりとなる両チームの試合に「お久しぶりです」とグラウンドに登場した萩本さんは、おなじみのマイクパフォーマンスを披露。選手宣誓では、売店の男性を連れ込む演出で場内を沸かせた。イニングの合間には審判を笑いのネタにする一方、観客を巻き込んだトークで最後まで観戦者の笑いを誘った。
ベンチ横の特別席から観戦しようと、開始3時間前から並んだという田中律子さん(60)直美さん(39)親子=松山市=は「欽ちゃんの大ファンで前回も来た。監督姿を見られるのも最後。今日は欽ちゃんを応援するけど、両チームとも頑張ってほしい」と身を乗り出して戦況を見つめていた。
試合は茨城GGが四回までに4点を先行、松山PXも六回に2点を返したが、茨城GGが5−3で振り切り、前回敗れた雪辱を果たした。
試合後、「もうユニホーム姿じゃないけど、またどこかでお会いしましょう」と萩本さん。笑顔で松山のファンに別れを告げた。(山本憲太郎、藤田恵)