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子育て支援2009年10月21日(水)付 愛媛新聞

交代で子守りしながらバドミントンを楽しむ母親たち=松山市青少年センター体育館

助け合い 育児に一息 交代で子守 趣味楽しむ 料理や英会話教室 松山「ゆとりあママくらぶ」

 育児中の母親同士が交代で子守しながら、趣味やスポーツを楽しむ民間非営利団体(NPO)「ゆとりあママくらぶ」(松山市)。「子連れでもスポーツができる」「参加費が安い」などと人気で、1月に設立した当初、母親会員は13人だったが、現在約120人まで増えている。



 10月上旬、松山市築山町の市青少年センター体育館に、母子20組が集まった。くじ引きで当たりを引いた母親8人が、ワイワイと楽しそうにバドミントンを始める。その間、傍らで残りの母親たちが幼児とおもちゃで遊んだり、赤ちゃんをあやしたり。10分ほどして「交代」という声が掛かった。
 3人目の子どもを連れ参加した仙波実穂さん(36)=同市松末1丁目=は「結婚前にしていたバドミントンができてうれしい。子どもを連れてスポーツを楽しめる機会はなかなかないので」と笑顔を見せる。
【友達欲しい】
 ゆとりあママくらぶを設立した大塚里江子代表(27)=同市西石井4丁目=は、2人目を妊娠中に体調を崩し、数カ月間入院した経験がある。そのとき、1人目の子どもをママ友が預かってくれ、「夫もわたしも両親が県外に住んでいて頼れる人がおらず、本当にありがたかった。助け合いができる友達をもっとつくりたい」と思い立った。
 出産後すぐに設立の準備にかかり、3カ月後には、大塚さんが結婚前、仕事にしていたフラワーアレンジメントを会員たちに教える活動を始めた。そこで「花を習う人と子どもを見る人が交代する形が自然とできていった」と説明する。
 そのうち、会員から「体を動かしたい」「料理を習いたい」「英会話なら教えられる」という声が次々上がり、活動内容が「花くらぶ」「スポーツくらぶ」「クッキングくらぶ」「親子英語くらぶ」「赤ちゃん広場(ベビーマッサージ)」の五つに広がった。
 「学生時代のクラブ活動のように、それぞれ部長や世話役を置き、みんなができることを分担している。ここでリフレッシュすれば、生き生きとした顔で子どもに向き合える」と大塚さん。
【ニックネーム】
 会員は松山市の20〜40代が中心で、50代の子育ての先輩も参加。全員がニックネームの名札を付けて気軽に呼び合い、楽しい雰囲気つくりをしている。2児の母、西野真樹さん(31)=同市西石井4丁目=は「同じ母親なので安心して預けられる。子守をしながら育児の情報交換もできる」とメリットを挙げ、大塚さんは「母親同士が長く付き合える会にしたい」と意欲を見せている。
 活動は主に平日の午前中や土曜日、松山市内で。参加費(コート使用料100円、親子英語200円、花代800円など)は1回ごとに払うため、好きな時に参加できる。

   
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