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2012秋季四国地区 高校野球愛媛県大会

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最終日【松山聖陵 6 - 4 丹原】代表決定戦 松山聖陵 競り勝つ 丹原14残塁 好機生かせず

2012年10月16日(火)
【松山聖陵―丹原】6回表松山聖陵2死三塁、渡部が左越えに勝ち越し2ランを放ち、5―3とする=坊っちゃんスタジアム

【坊っちゃんスタジアム】
▽代表決定戦(9時59分)


松山聖陵 0 0 0 1 1 3 0 1 0
丹  原 0 0 1 2 0 1 0 0 0


▽本塁打 渡部、越智達
▽二塁打 国吉、越智達、大西、小笠原
▽犠打 松3(片岡、中野、古賀)丹3(川又、小笠原、目見田)
▽盗塁 松2(石丸2)丹1(槙)
▽失策 松1(古賀)丹1(大西)
▽暴投 小笠原
▽球審 上田
▽塁審 細川、石川、尾崎
▽試合時間 2時間37分

 【評】松山聖陵が9安打6得点と勝負強さを見せ、競り勝った。1点を追う六回、山城の左前安打などで2死二、三塁とすると暴投で同点。直後の渡部の2点本塁打で勝ち越した。八回2死一、二塁では嘉陽の中前打で追加点を挙げた。守りでは3投手の早めの継投で大量失点を防いだ。
 丹原は計16安打を放ったが、残塁も14と好機を生かせなかった。先発小笠原は粘りを見せたが、6四死球で波に乗れなかった。

◆基本意識しプレー◆
【松山聖陵・国吉中堅手(七回の本塁刺殺など好守で勝利に貢献)】「投手が頑張っていたので守りたいと思った。守備には自信はないが、球際など基本を意識してプレーした。気持ちで負けないようにしたい」

◆無我夢中で打った◆
【松山聖陵・嘉陽投手(5回1失点。八回には適時打)】「最初の目標が達成できてほっとした。(八回は)無我夢中で来た球を打った。(四国大会は)先に点をやらない投球をしたい」

◆楽しんで投げた◆
【丹原・小笠原投手(準決勝から連投、九回に二塁打を放つ)】「疲れを感じず、楽しんで投げられた。打撃では回を追うごとに、思い切って振ることができた。冬に体をつくり、さらに成長したい」

◆狙いを絞った◆
【丹原・川又主将(16安打を放つも、10年ぶりの四国大会出場を逃す)】「悔しい。相手投手は制球が良いので、変化球か直球のどちらかに狙いを絞った。夏に向け、一生懸命練習していきたい」

【力は十分出せた 丹原監督】
 準決勝で1得点に終わった丹原は7人の打順を変え、四国大会にあと一歩まで迫った。
 「流れを変えたかった」という仙波監督の期待に、ナインが応えた。0―0の三回、1死一塁で5番から4番に変わった大西。「4番はチームの中心。チャンスでかえすのが仕事」と右中間へ先制の二塁打を放った。
 四回には2死から川又が中前打で出塁。3番越智達が打席に立った。準決勝では1年ながら4番を務めた重圧から解放されたのか。高め直球をバックスクリーンに「完璧だった」という2ランを放り込んだ。
 しかし六回に逆転を許して敗戦。大西は「勝利につなぎたかった」と悔しさをにじませたが、指揮官は「力は十分出せた」と選手をねぎらった。(長尾翼)

[スコアボード]
【打線一丸 逆転劇呼ぶ 松山聖陵】
 勝因は「6分の4」の勝負強さ。得点機をしぶとくものにした松山聖陵が、19年ぶりに秋の四国大会への切符を手にした。
 荷川取監督は好左腕の小笠原を「ストライクとボールがはっきりしている」と分析。三振「0」が示す通り、選手は序盤から迷いなくバットを出し、進塁打や犠打を重ねた。
 同点に追い付いた四回は先頭黒岩の二塁内野安打から連続進塁打で好機を広げ、中野が中前適時打を放った。
 六回の逆転劇もチーム一丸の姿勢が呼び込んだ。先頭黒岩が四球を選び、山城の左前打で無死一、二塁とすると、片岡が初球に決めた犠打が効いた。次打者は凡打に倒れたが、小笠原の暴投で同点。さらに渡部が「つなぐ気持ちで思い切りスイングした」と内角直球を捉え、「人生初」という本塁打で2点を加えた。チームも初めて先行し、波に乗った。
 得点圏に6度走者を進め、4度生かした。しかも得点は全て2死から。守備でも3投手の継投や初回と七回に見せた本塁刺殺などでイニングごとの失点は2点以下。攻守に一体感ある勝利に「チームワークは全国にも通用するはず」とエース嘉陽は胸を張った。
 荷川取監督は自身初の四国大会進出に「生徒に感謝」と満面の笑み。中野主将は「楽ではなかったが、自分たちの野球ができた。四国大会でも粘り強くやってきたことを出したい」と次の舞台を見据えた。(宮内佑己)

秋の高校野球県大会写真特集 松山聖陵×丹原

   
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