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2012秋季四国地区 高校野球愛媛県大会

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第4日【松山聖陵 5 - 6× 済美】済美 松山聖陵に14回サヨナラ

2012年10月14日(日)
【松山聖陵―済美】延長14回裏、サヨナラ勝ちして喜ぶ済美ナイン=坊っちゃんスタジアム(撮影・亀井咲希)

【坊っちゃんスタジアム】
▽準決勝(10時)


松山聖陵
0 0 0 0 1 1 2 0 0 0 0 1 0 0
済  美
0 0 0 1 1 2 0 0 0 0 0 1 0 1×


(延長十四回)
▽三塁打 林幹
▽二塁打 町田、国吉、太田、片岡、林幹、山下、金子
▽犠打 松2(石丸2)済4(光同寺、藤原、太田、金子)
▽盗塁 松3(山城、古賀、国吉)済2(藤原、町田)
▽失策 松2(渡部、中野)済0
▽暴投 安楽
▽球審 高木
▽塁審 中野、上田高、大森
▽試合時間 3時間45分

【評】済美が最後に畳み掛け、十四回の熱戦に終止符を打った。済美は4―5の延長十二回、2死三塁から藤原が適時打を放って同点に追い付くと、5―5の延長十四回には2死二塁で光同寺が中前打を放ち、二走藤原がサヨナラのホームを踏んだ。先発安楽は21奪三振で完投した。
 松山聖陵は五回から3度、失点した直後に追い付いた。延長十二回には1死二、三塁から国吉の適時内野安打で勝ち越したが、その裏に追い付かれ、粘投の嘉陽が力尽きた。

◆成長へ貴重な経験◆
【済美・安楽投手(14イニングを21奪三振で完投)】「厳しい試合になるのは覚悟していた。失点したときも、みんなが得点してくれると信じて投げ続けた。これほどの延長戦は初めてだが、成長への貴重な経験だった」

◆自分でもビックリ◆
【済美・光同寺左翼手(延長十四回にサヨナラ打)】「ベンチもいい雰囲気だったので、走者をかえすことだけに集中した。自分でもビックリしているが、先輩たちのように逆転の済美を示すことができてうれしい」

◆粘り強く投げた◆
【松山聖陵・嘉陽投手(13回を1人で投げ)】「負けてしまい悔しい。(20安打を浴びたが)走者を出してから、粘り強く投げられた。(14日は)四国大会出場を目指し、チームワークを武器にベストを尽くす」

◆直球に狙い絞る◆
【松山聖陵・古賀三塁手(0―1の五回に同点適時打)】「狙いを直球に絞っていた。速球対策をしてきた成果が出せた。(代表決定戦では)自分の役割を果たしつつ、チーム全員が一つになる戦いをしたい」

【主軸退場 結束力で補う 済美】
 済美ナインが結束力を見せ、3時間45分の接戦に決着を付けた。
 準決勝は、エース安楽の好投で快勝が続いたこれまでの試合とは一変した。
 四回に林幹の適時三塁打で1点を先制したが、直後に安楽が今大会初失点を喫し、同点。その後も突き放しては追い付かれの展開が続いた。三塁の林幹らが好守を見せたが、打線は決定力を欠き、九回まで15残塁と松山聖陵の嘉陽を攻めあぐねた。
 延長十二回の守り、済美は最大のピンチを迎えた。1死二、三塁でセンター方向に打球が転がった。遊撃の宇佐川は滑りながら食い止めたが投げられず、勝ち越し点を与えた。宇佐川は負傷退場。失点は1点に抑えたが、3番打者のリタイアに暗雲が立ちこめた。
 それを振り払ったのは前後を打つ選手の奮起。その裏の攻撃、2死二塁で打席は4番藤原。まず二走の2番町田が仕掛けた。「チャンスを狙っていた」と3球目にスタートし、三盗を決め、プレッシャーをかけた。
 打席の藤原も「緊張したが宇佐川の分も何とかしかたった」と奮い立った。4球目をフルスイングすると打球は一塁手をかすめ、右翼前に転がる同点打となった。宇佐川も「ベンチに諦めない気持ちがあった」と声援。その勢いは延長十四回に再び好機をつくり、光同寺の適時打で勝利を決めた。
 接戦を制し、3年ぶりに四国大会出場を決めた。町田主将は「メンタル面も強くなったが、あくまで目標は優勝」と、7年ぶりとなる秋の頂点を見据えた。(宇和上翼)

秋の高校野球県大会写真特集 松山聖陵×済美

   
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