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開坑日祝う 幻想的空間 正午に天窓から日光 新居浜・別子銅山記念館 2010年05月10日(月)

別子銅山開坑記念日の9日正午に天窓から差し込んだ太陽光に手をかざす観光客ら

 320年前に思いをはせて―。別子銅山開坑記念日の9日、新居浜市角野新田町3丁目の別子銅山記念館で、同日正午に天窓から差し込む太陽光とともに、開坑日を祝うイベントがあり、ツアー客や市民らが神秘的な光景を楽しんだ。
 記念館の展示室の天井には直径約40センチの穴があけられ、別子銅山が開坑許可(1691年)を受けた5月9日の正午に日光が差し込むように設計されている。この自然の仕掛けは、知る人ぞ知る観光スポットとなり、毎年、神秘の儀式を目当てにファンらが訪れている。
 天候に恵まれた今年は、正午前から約50人の観光客が来館。同館の職員が線香をたき照明を消すと、天窓から降り注ぐ光が一筋になって浮かび上がり、約30分間にわたり幻想的な空間を生み出した。
 同日が誕生日だという市内の会社員高柳邦弘さん(41)は「初めて見たがきれいで神々しい。開坑という出来事を象徴する仕掛けで素晴らしい」と話していた。(白石直子)