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水口酒造文化財に 今治ラヂウム温泉も 文化審答申2016年07月16日(土)

【写真】(左)大正期における商家建築の好例である水口酒造店舗兼主屋=12日午前(右) 古代ローマの風呂を思わせる八角ドームの浴場=12日午後、今治市共栄町4丁目
 国の文化審議会(馬渕明子会長)は15日、愛媛県松山市道後喜多町の「水口酒造店舗兼主屋」と、今治市共栄町4丁目の「今治ラヂウム温泉本館」を登録有形文化財(建造物)にするよう馳浩文部科学相に答申した。官報公示を経て登録される見通しで、県内の登録有形文化財(同)は114件となる。
 「水口酒造―」は1917(大正6)年に建築された木造2階建てで、建築面積は約260平方メートル。道後温泉本館にほど近い「にきたつの道」沿いに位置し、1階の店舗部分は右土間とし、帳場を構える。2階には24畳半の大広間があり、主に地元の寄り合いや宴会などに利用されたという。東、南面に欄干が設けられ、窓にはひし形の意匠が施されている。
 「今治ラヂウム温泉」は1927(昭和2)年、大島出身の村上寛造氏が創業した。鉄筋コンクリート造の3階建てで、今回の指定範囲である温泉施設部分の本館は約408平方メートル。陸屋根の本体中央に五角形、六角形の平面を重ねた塔屋を掲げ、背面には八角ドームの男女浴室が並ぶ。れんが造りの煙突も建物にアクセントを加えている。戦時中は越智郡郷土防衛隊の本部が置かれ、45年の今治空襲をくぐり抜けた貴重なランドマークとして市民に親しまれた(浴場は2014年3月末から休業中)。

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