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大三島(今治)の川田さん作る島のワイン 夢に酔って2016年06月13日(月)

【写真】大三島産のワインを夢見てブドウ作りに励む川田佑輔さん(右)と賛同者の林豊さん=8日午後、今治市上浦町瀬戸
 大三島(愛媛県今治市)産のワインを夢見て移住した男性が、ブドウ作りに汗を流している。今秋に初収穫、収量の関係で来年の醸造にはなるが、生育は順調で着実に歩を進める。「ワインの良さを知ってほしい」と、10日にはワインなどを提供する週末限定の「バル」を島内にオープン。ゆくゆくは手製の一杯を提供したい考えだ。
 男性は静岡県出身の川田佑輔さん(31)。山梨大ワイン科学特別コースの学生だった2014年夏、建築家の伊東豊雄さんらが進める「日本一美しい島・大三島をつくろう」プロジェクトを知り、初めて大三島を訪問。その秋には地元のかんきつ・養蜂農家で、大阪府から移住した林豊さん(55)らの協力で、上浦町瀬戸に畑を借りた。
 15年と今春に苗植え。現在は約40アールで「マスカットベリーA」「シャルドネ」「ビオニエ」の3種類約400本を育てる。
 「元々、ワイン作りを目指し北海道や宮崎などで研修していたが、瀬戸内でできたら面白いと思った」と川田さん。「結果的に夏の雨量や水はけが良い点など、産地に適していた」という。今秋の初収穫では、約500キロを見込む。収量の関係からジュースやレーズンにするが、2、3トンを確保できる来秋には、醸造にも着手する。
 ソムリエ資格を生かしたバルは、伊東建築塾生らが5月に開いた交流拠点施設「みんなの家」(大三島町宮浦)のカフェスペースを「間借り」。金、土曜の午後7~9時、栽培している品種と同じブドウが原料のワインや、地元のイノシシ肉を使った一品を提供する。川田さんは「ワインは人と人がコミュニケーションできるお酒。島内外の人とつながっていきたい」と将来像を描いている。

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