
【写真】宇和島運輸の新造フェリー「あかつき丸」=4日午後0時25分、八幡浜港
あかつき丸(2538トン)は側部に「フィンスタビライザー」と呼ばれる翼を設け、航海中の揺れを軽減。旅客定員は586人で、車両(乗用車換算)は145台搭載できる。両港間を2時間45~50分で運航し、1日3往復する。
船内にはスマートフォン利用者の増加を踏まえて充電用のコンセントを増やし、女性専用席や子供が遊べる「キッズコーナー」を新設。トラック運転手の仮眠室を個室化した。
4日は八幡浜港で就航式があり、松岡宏社長が「安全運航に努め、四国と九州の人たちの観光や物流に貢献していきたい」とあいさつ。関係者がテープカットして祝った。