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四阪島大煙突、解体工事安全祈願 OBら献花 今治

2013年03月28日(木)
【写真】四阪島の大煙突(奥)の解体工事を前に、花をささげる出席者=27日午前、今治市宮窪町
 愛媛県新居浜市の住友金属鉱山別子事業所は27日、四阪島(今治市宮窪町)で銅製錬に使われ、老朽化で解体される大煙突の工事安全祈願とお別れの式を現地で開いた。出席者は雨に煙る煙突を仰ぎ、約90年間、近代化のシンボルだった雄姿を目に焼き付けた。4月中旬に着工し、約半年かけて取り壊す。式には同社関係者のほか、県や新居浜・今治両市の自治体関係者、宮窪町の漁協代表や中高生ら幅広い年代の65人が招待され、船で島に渡った。
 明治時代、新居浜では製錬過程で出る亜硫酸ガスで煙害が発生。住友は煙害防止のため約20キロ離れた四阪島に工場を移し、1924年に大煙突を建設した。その後の技術革新でガスの中和処理に成功。鉄筋コンクリート製高さ64・2メートルの大煙突は、煙害克服の象徴とされている。
 安全祈願の神事に続くお別れ式では、出席者が煙突に向けて献花。真部良一所長は「大煙突は姿を消すが、煙害克服の歴史が消え去るわけではなく姿を変えていく」とあいさつ。四阪島勤務者OBでつくる一島一家会の後藤美広会長は「長い間見守ってくれてご苦労さま」と別れを告げた。

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