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第27回愛媛新聞社杯争奪 愛媛チャンピオンボウル

保内ボウル 2度目王座(2009年2月23日付)

 ボウリングの第27回愛媛新聞社杯争奪愛媛チャンピオンボウル(愛媛新聞社主催、県ボウリング場協会協賛)は22日、四国中央市の川之江中央ボウルで県内11センターの代表169人が参加して団体、個人総合、女子個人の3部門を行い、団体は保内ボウルが3年ぶり2度目の栄冠を手にした。
 保内は2位のファーストボウルに120点差をつけて快勝し、3位には桑名ボウルが入った。
 個人総合は栗田旬子(キスケ)が初めて制し、女子個人も矢野里美(桑名)が初のタイトルに輝いた。

【断トツ 120点差 エース好調 流れつかむ】
団体優勝した保内ボウルのメンバー(前列左から山本、由中、後列左から玉井、山口、二宮恒)=川之江中央ボウル
団体優勝した保内ボウルのメンバー(前列左から山本、由中、後列左から玉井、山口、二宮恒)=川之江中央ボウル
 保内ボウルの独壇場だった。軸となる選手が期待通りに働き、チームワークの良さも圧勝につながった。
 立役者は前回大会まで個人総合連覇の山本。個人戦は予選落ちしたが、「何よりも団体のタイトルがほしかった」と気持ちの切り替えは早かった。
 団体は1チームが6ゲームをこなし、5人が1フレームずつ交代で投げるベーカー方式。山本は12フレームを投げ、11ストライクの驚異的なスコアをマークした。
 エースの活躍に周囲も奮起した。圧巻は第5ゲーム。4フレームを終えて55点と流れは悪かったが、ここで山本がずばりストライクを決めた。二宮恒が「リズムを乱したくなかった」と続き、さらに玉井、山口、由中も勢いに乗って6連続ストライク。この日最高の224点をたたき出し、一気にタイトルを引き寄せた。
 試合は1ゲームごとにレーンを移動。レーンごとに異なるオイルの塗り具合に早く対応できるかが、勝負のカギだった。
 保内は投げ終えた選手が状況を把握し、他のメンバーにきっちり伝えた。これも順調にスコアを伸ばす要因となり、「全員が一丸となった」と最年少の山口は振り返った。
 最後は山本が3連続ストライクで締めくくり、「また週末からみんなで練習します」と連覇に向けて気をよくしていた。(稲田健太)

【個人総合 栗田(キスケ)が初優勝 女子V逸バネ 土壇場で復活】
個人総合を初制覇した栗田(キスケ)の投球=川之江中央ボウル
個人総合を初制覇した栗田(キスケ)の投球=川之江中央ボウル
 女子個人で4連覇を逃した悔しさが生きた。栗田旬子(キスケ)が土壇場で息を吹き返し、初の個人総合優勝を手にした。
 2ゲームで勝敗を決する決勝トーナメントの決勝。握力が落ちて制球力を欠いた栗田は、1ゲーム目に苦戦した。4フレームを終えて相手との差は32点。タイトルが遠のきかけていた。
 ここで思い切った作戦に出た。変化しやすいボールから直球主体の球筋に変え、体への負担を軽くした。
 これが転機となった。ボール交換直後の6フレーム目でいきなりストライクを決めると、ここからスペアを一つ、ストライクを四つ奪って2点差まで詰め寄った。
 第2ゲームに入ると安定感は増した。10度の試技でスペアを外したのは1度だけ。第8フレームは、ピンが奥の列真ん中と左端に分かれる難しい状況を「コース、スピードとも申し分ないボール」で2本とも倒してリードを広げた。
 女子個人は過去4度優勝。今回、4連覇がかかったタイトルを逃したことで「逆に発奮できた」と栗田。国体にはこれまで3度出場。入賞も1度経験している。そんなベテランが男女トータルの頂点に立って満面に笑みを浮かべた。(河野洋)

矢野里美
矢野里美
【女子個人は矢野(桑名) タイトルうれしい】
桑名・矢野里美(女子個人で初優勝)「初タイトルなのでうれしい。レーンに慣れるのに時間がかかって苦労したが、最終ゲームで盛り返せたのが結果につながった。来年は個人総合(男女混合)でも上位にいきたい」


【団体成績】
①保内ボウル    1222点
 (玉井、山口、二宮恒、山本、由中)
(2)ファーストボウル 1102点 
(3)桑名ボウル    1080点 
(4)イヨテツボウル  1070点 
(5)キスケボウル   1068点 
(6)ボウルサンパール 1043点 
(7)松山中央ボウル   987点 
(8)川之江中央ボウル  981点 
(9)ボウルオオクラ   962点 
(10)アクアボウル   939点 
(11)クアボウル    912点 
(各チーム予選上位5人によるベーカー方式6ゲーム得点合計)
【個人総合成績】
▽予選(6ゲーム)
(1)由中 信安(保内)    1404点 
(2)門間 誠輝(松山中央)  1303点 
(3)桧垣 尚登(イヨテツ)  1278点 
(4)柴岡 邦雄(サンパール) 1271点 
(5)虎尾 貴之(イヨテツ)  1269点 
(6)矢野 里美(桑名)    1268点 
(7)白川 富久(川之江)   1257点 
(8)栗田 旬子(キスケ)   1245点 
(9)八束 真伍(松山中央)  1239点 
(10)柴田  論(松山中央) 1234点 
(11)相原 俊美(桑名)   1219点 
(12)西森 安正(松山中央) 1213点 
(13)山口 宏明(保内)   1201点 
(14)高須賀祐作(キスケ)  1196点 
(15)重松 倫子(イヨテツ) 1196点 
(16)野本 浩次(イヨテツ) 1194点 
(以上、決勝トーナメント進出。14、15位はハンディの有無による)
▽決勝トーナメント1回戦
(1ゲーム)
由中 信安 211―189 野本 浩次
栗田 旬子 194―191 八束 真伍
虎尾 貴之 228―189 西森 安正
柴岡 邦雄 194―175 山口 宏明
高須賀祐作 230―130 桧垣 尚登
相原 俊美 184―184 矢野 里美
(ストライク数による) 
白川 富久 214―180 柴田  論
重松 倫子 175―166 門間 誠輝
▽準々決勝(1ゲーム) 
栗田 旬子 229―168 由中 信安
虎尾 貴之 236―225 柴岡 邦雄
高須賀祐作 255―196 相原 俊美
重松 倫子 200―196 白川 富久
▽準決勝(1ゲーム) 
栗田 旬子 260―207 虎尾 貴之
重松 倫子 191―175 高須賀祐作
▽決勝(2ゲーム) 
栗田 旬子 417―402 重松 倫子
      (206―208)
     (211―194)
▽個人ハイゲーム
山口 宏明(保   内)287点
▽個人ハイシリーズ
由中 信安(保   内)713点
【女子個人成績】
①矢野 里美(桑   名)1268点
②栗田 旬子(キ ス ケ)1245点
③相原 俊美(桑   名)1219点
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