ボウリングの第28回愛媛新聞社杯争奪愛媛チャンピオンボウル(愛媛新聞社主催、県ボウリング場協会協賛)は21日、松山市のキスケボウルで県内10センターの代表168人が参加して団体、個人総合、女子個人の3部門を行い、団体はキスケボウルが10年ぶり6度目の栄冠に輝いた。
団体戦はキスケ、クア、桑名がデッドヒートを繰り広げたが、後半抜け出したキスケが、クアに25点差をつけて逃げ切った。3位には桑名が入った。
個人総合は大島猛一(川之江)が、女子個人は相原俊美(桑名)がともに初優勝した。
■選手層厚いキスケ■ 後半逆転 逃げ切る 本拠地の声援力に
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| 団体優勝したキスケボウルのメンバー(前列左から明賀、幸田、後列左から玉井敏、今井、篠原)=キスケボウル
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キスケが総合力の高さと地の利を生かして、10年ぶりの栄冠を手に入れた。
各チーム、個人総合の予選成績上位5人でメンバーを組む団体戦。キスケは明賀、幸田のベテラン2人と、昨年のしまなみカップを制した篠原や今井、玉井敏の中堅実力者3人が顔をそろえた。
予選を勝ち上がった32人のうち9人までがキスケ勢だったことで層の厚さは実証済みだった。
団体戦は、各選手が1フレームで交代するベーカー方式。各ゲームを投げ終えると、オイルの状況が異なる別のレーンに移り、6ゲームの合計点で競う。
3ゲームを終え首位の桑名と11点差の2位につけたキスケ。4ゲーム目に2度の4連続ストライクなどで242点をたたき出して首位に躍り出ると、5ゲーム目も手堅く193でまとめ、2位のクアに37点差でトップをキープした。
最終ゲーム、今度はクアが5連続ストライクで猛追。キスケはオープンフレームを出し足踏みしたが、「しっかりまとまれば逃げ切れる」と篠原が直後にきっちりスペアを取り、その後も今井、玉井敏の連続ストライクで逃げ切った。
本拠地だけに多くの声援が寄せられた。「この応援が力になった」とベテランの明賀。10年ぶりの栄冠に、まとめ役だった幸田は「次回は遠征で連覇を狙います」と意気込んだ。 (宇和上翼)
■大島 510点マーク■ 集中力切らさず ハプニングにも冷静
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| 個人総合を初めて制した大島猛一(川之江中央)=キスケボウル |
個人総合決勝で、小野(キスケ)は前回大会の優勝得点を36点上回る453点をたたき出した。が、大島(川之江)はさらにその上を行った。
2レーンで交互に投げ、20フレームの合計スコアで争う決勝。大島は初の決勝進出で、会場は対戦相手のホームグラウンド。緊張しても不思議ではなかったが「思い切り投げることだけ意識した」と、気負いはなかった。
その言葉通り、柔らかいフォームから力強いボールを繰り出してピンをはじいた。「ボールの曲がり具合の読みも当たった」と、立ち上がりから3連続ストライク。右親指に巻いたテーピングが連戦で緩むハプニングもあったが、冷静に対処してスコアを上積みし続けた。
圧巻は第2ゲーム終盤。第6フレームでスプリットを出し、2ピン残したが「集中力は最後まで切らさなかった」と大島。第7フレームから6連続ストライクを奪い、ここ10年で最高の合計510点をマーク。仲間から優勝を祝う歓声が上がると、照れくさそうに両手を挙げて応えた。
2008年4月に埼玉から来県した28歳の新星は、「タイトルホルダーの名に恥じないよう、これからも力をつけていく」と笑顔で飛躍を誓った。 (稲田健太)
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| 相原俊美選手 |
【初タイトルうれしい】
桑名・相原俊美選手(女子個人で初優勝)「競技を始めて10年、初タイトルなのでうれしい。ボールの曲がりが遅いレーンに戸惑ったが、うまくまとめることができた。来年は個人総合でも上位を狙いたい」
【団体成績】
①キスケボウル1298点
(明賀・幸田・篠原・今井・玉井敏)
②クアボウル1273点
③桑名ボウル1224点
④ファーストボウル1215点
⑤保内ボウル1212点
⑥松山中央ボウル1139点
⑦ボウルオオクラ1127点
⑧川之江中央ボウル1081点
⑨アクアボウル1047点
⑩イヨテツボウル1043点
(各チーム予選上位5人によるベーカー方式6ゲーム得点合計)
【個人総合成績】
▽予選(6ゲーム)
①山本 晏生(クア)1408点
②玉井 敏之(キスケ)1389点
③浜田 幸二(桑名)1384点
④浅野 翔(保内)1362点
⑤横田 健司(桑名)1349点
⑥松田 良彦(ファースト)1340点
⑦正林 翔太(桑名)1329点
⑧今井 学(キスケ)1316点
⑨明賀 光一(キスケ)1315点
⑩直本 紘樹(アクア)1315点
⑪白井 正明(クア)1306点
⑫大島 猛一(川之江中央)1305点
⑬渡部 洋司(桑名)1304点
⑭幸田 広保(キスケ)1296点
⑮篠原 伸弥(キスケ)1290点
⑯相原 俊美(桑名)1275点
⑰高坂美佐子(キスケ)1263点
⑱梶本 朋和(保内)1261点
⑲小野 年明(キスケ)1259点
⑳虎尾 貴之(イヨテツ)1258点
(21)山口 哲史(オオクラ)1256点
(22)森下 幸治(川之江中央)1254点
(23)藤井 憲一(アクア)1252点
(24)情家 央達(クア)1251点
(25)広川 良康(桑名)1250点
(26)池内 健二(キスケ)1249点
(27)山口 宏明(保内)1248点
(28)吉田 康人(クア)1246点
(29)西山 史浩(桑名)1246点
(30)大西良太郎(キスケ)1244点
(31)武内 佳代(クア)1239点
(32)西原 和哉(桑名)1238点
(以上、決勝トーナメント進出。同点は前後半3ゲームずつのスコア差による)
▽決勝トーナメント1回戦
(1ゲーム)
小野 年明 210―204 幸田 広保
吉田 康人 224―201 横田 健司
白井 正明 208―166 森下 幸治
浅野 翔 233―175 西山 史浩
明賀 光一 210―156 情家 央達
今井 学 247―183 広川 良康
高坂美佐子 216―208 相原 俊美
山本 晏生 266―207 西原 和哉
玉井 敏之 238―214 武内 佳代
梶本 朋和 216―174 篠原 伸弥
池内 健二 177―150 正林 翔太
直本 紘樹 203―183 藤井 憲一
浜田 幸二 233―171 大西良太郎
大島 猛一 185―183 山口 哲史
松田 良彦 222―214 山口 宏明
渡部 洋司 203―184 虎尾 貴之
▽2回戦(1ゲーム)
小野 年明 199―182 吉田 康人
浅野 翔 235―171 白井 正明
今井 学 193―174 明賀 光一
高坂美佐子 219―188 山本 晏生
玉井 敏之 161―157 梶本 朋和
直本 紘樹 214―196 池内 健二
大島 猛一 214―205 浜田 幸二
松田 良彦 222―201 渡部 洋司
▽準々決勝(1ゲーム)
小野 年明 190―176 浅野 翔
今井 学 194―183 高坂美佐子
玉井 敏之 223―137 直本 紘樹
大島 猛一 226―211 松田 良彦
▽準決勝(1ゲーム)
小野 年明 233―212 今井 学
大島 猛一 206―205 玉井 敏之
▽決勝(2ゲーム)
大島 猛一 510―453 小野 年明
(256―227)
(254―226)
▽個人ハイゲーム
浜田 幸二(桑名)278点
▽個人ハイシリーズ
玉井 敏之(キスケ)732点
【女子個人成績】
①相原 俊美(桑名)1275点
②高坂美佐子(キスケ)1263点
③武内 佳代(クア)1239点